キャラクタークエスト マルス編 儚き刻のマルス

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ムーンサイドに迷い込んだまま人々の記憶から忘れ去られていたマルス‥‥。
しかし、彼はまだ死んでいなかった!!
マルス「当たり前だ」



ロイ「迎えに来たぜ‥‥マルス先輩!!」
ロイがムーンサイドにあららららららわれったぬ。
マルス「何?誰だ貴様は。何故僕の名を知っている」
ロイ「うわーんミュウツー!!こいつ優秀すぎる弟子の顔も忘れてやがる!!」
ミュウツー「おーよしよし。ここは狂気の町と呼ばれるムーンサイド。恐らくこの地に長くいすぎたため、こやつも正気を保てなくなったのだろう」
ワット「へっ、全く哀れな奴ですわね」
ロイ「いや、君の方がよっぽど哀れだよ」
ピチューのワットははゃくぅもももムーンサイドの狂狂狂狂狂気にあてれれて、人語を喋れるようになっちまってやがりますことよぉおぉおい。
ミュウツー「それ以前にナレーションが狂気に当てられていて状況が分からぬ」
うむ、ではナレーションだけでも正常に戻るとしよう。
ロイ「戻れたんかいィィィィィ!!」
ミュウツー「空気を読んで狂った演技をしていたようだな」
ワット「ナレーターにそんな無駄なスキル必要ないですことよ」

マルス「落ち着きたまえボロクズども。僕はいたって正気だぞ」
ロイ「誰がボロクズだ。いや、しかしその減らず口は間違いなく正気のマルス先輩だ」
マルス「そう、僕の精神力は鋼より堅いダイヤ製。マルスダイヤは砕けないのさ。それより我が不肖の弟子ロイよ。どうやってこのムーンサイドに入り込めた?この完璧超人マルス様でさえ、外に出る方法が見つからず悩ましげな姿を晒していたというに」
ロイ「言い回しがいちいちイラつくんですよ先輩。しかもぼくのことちゃんと覚えてんじゃないですか。ざけんじゃねぇよコンチクショー」
マルス「黙れ、品がないぞロイ。僕はお前達がどうやってここへ来たかを聞いているというのに」
ワット「そう、あれは私どもが英雄になる旅に出てしばらくのこと‥‥」
ロイ「あれ?回想始まんの?」

旅に出たロイご一行は、著作権料著作権料うるさくて邪魔な漆黒の騎士を倒すためにしっこくハウスに潜入した。
しかし、その中にはムーンサイドが広がっていたのだ。

マルス「って随分短い回想だな!!ていうかロイ、お前その漆黒の騎士とやらの罠にハメられたな」
ロイ「なん‥だと‥‥著作権使用料払わないから実力行使に出たというのか‥‥」
ワット「実力行使ですの?これ。単に地獄を味あわせようとしてるだけじゃありません?」
マルス「まあどっちにしろ、お前らもここに閉じこめられたというわけだ。迎えに来たとかカッコつけておきながらいいザマだな、フン」
ロイ「先にここへ迷い込んだあんたが言うかぁ?じゃぁ聞くが、先輩は何故ここに入り込んだんですか」
マルス「僕か?僕は立派な理由からさ。あれは、そうだな‥‥」
ミュウツー「また回想?」



数週間前‥‥。
ガレオム「あそこにいるのが誰か、分かりますかな?」
マルス「な‥‥貴様ら、彼女に何を‥‥!?」
デュオン「理解できましたら、今後のことをゆっくりと話し合いましょうかね」
マルス「くっ‥‥!!」

鷹丸「何の真似だ?マルス!!」
マルス「見ての通りだ。ここから先に進みたければ、僕を倒してからにするがいい」

鷹丸「マルス!!マルスーーーッッッ!!!!」
マルス「これで‥‥よかったんだろう‥‥シーダ‥‥」



という具合で、ムーンサイドに引きずり込まれたのだ。
ロイ「何が起きたかこれっぽっちも分かんねぇよぉお!!」
マルス「僕は、自分のやったことに一片の後悔もない‥‥たとえ何度生まれ変わっても必ず、この道を選ぶ‥‥」
ミュウツー「なるほど、亜空軍にシーダを人質に取られ、鷹丸らと敵対することを余儀なくされたか。そして、彼らを逃がすために海の底へ沈んだ、と」
ロイ「理解しちゃった!?今の回想のどこからそれが分かったの?!」
ミュウツー「スマッシュオブデスティニーだな」
ワット「ミュウツーさんが何を言っているのか、分かりませんですことよ」
マルス「だが僕は幸運にも生きながらえた。さっさとここから脱出し、一刻も早くシーダの無事を確認しなければならない」
ロイ「もういいや先輩の事情は。そうそう、脱出できないと何も始まらない。ミュウツー、何か方法はないのか?」
ミュウツー「ネスがここへ来たときの状況をなぞってみるか。彼らはマニマニのあくまを退治し、脱出したという」
マルス「いや、それは無理だ。僕もそう思ってモノトリービルへ向かったが、あくまは存在しなかった。そもそも、今のムーンサイドのどこにも、マニマニのあくまはいない」
ロイ「いや、あくまはいる」
ワット「本当ですの!?」
マルス「何を言ってるボロクズ。僕はムーンサイド中を歩き回り、あくま不在を確認したんだぞ。お前は人の話を理解できんのか?」
ロイ「先輩がそう思うのも当然の話。人は誰しも自分が悪魔だなんて思いたくないからな‥‥」
マルス「お前‥‥何を言っている‥‥?」
ロイ「あくまはここにいる‥‥マルス先輩!!ダメ出し王子ことあなたこそが、あくまなんだからな!!」
ミュウツー「なるほど‥‥確かにそれでは気づくまい‥‥」
マルス「ひでぇぇえぇぇええぇ!!!!人をあくま呼ばわり!?何様だよお前!!」
ロイ「何様?‥‥私はロイ様‥‥そして、世界を手に入れる英雄だ。先輩、あんたは立派な悪魔だよ。何を隠そう、ダメ出し王子と呼ばれるほどに、人を傷つける達人だ!!それがあくまでなくて何だと言うんだ?」
マルス「何とでも言えるだろう‥‥外道、極悪人、人でなし‥‥」
ワット「自覚してらっしゃるじゃありませんの!!自分が酷い人間だって!!」
ロイ「いいやあくまだ、悪魔なんだ‥‥!!覚悟しろ悪魔‥‥!!ぼくらは貴様を滅ぼし、元の世界へと帰る!!いくぞ!!最終決戦だ!!」
ミュウツー「よかろう」
ワット「ロイ様のお望みのままに。ですわ」
マルス「そんな‥‥そんな、馬鹿な‥‥!!」

かくしてお騒がせロイ一行は、ムーンサイドをも騒がせ、元の世界へと戻っていったのである‥‥。

マルス「ってオイィィイイィィイ!!結局僕は置き去りかイィィィィイィイ!!」









ピット「いやー、平和だねぇ」
リュカ「いや、だからさ、誰かのこと忘れてない?」
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